キャンプ場レポートのコーナー
東北キャンプ場レポ第三弾
時系列としては、第二弾の前日です。
ここまでのあらすじ
脇汗に気を取られ、伝説の剣を崖下に落としてしまった勇者ダイターン(本名速水さとし)。
魔王との直接対決となる中間テストは目前に迫っていた。
ストレスから母親に強く当たってしまい後悔する日々。
そんなとき、幼少の頃、離れ離れになった双子の兄とイオンのフードコートでばったり。
危機感と気まずさと心強さを胸に、今、ステージの幕が上がる。
それでは聞いていただきましょう。
さだまさしで、関白宣言。
あっ違う!
ちょっと間違えました。
気を取り直して、東北キャンプ旅行のレポです。
スケジュール
①十和田湖
③鳶沼
⑤モヤヒルズ(泊)
⑥(翌朝)酸ヶ湯温泉
このスケジュールは、酸ヶ湯温泉の女性専用時間帯狙いだった。
一度は行ってみたかった酸ヶ湯温泉。
しかし、混浴。
男性は気にしなくても、女性は気になります。
いや、男性が気にしてるからこそ女性は抵抗がある
と言った方が正しいでしょう。
酸ヶ湯温泉の有名なヒバ千人風呂は基本混浴ですが
午前8時~9時の時間帯は女性専用となっていて
女性も安心して入れるんです。
日帰り入浴者でも朝から入れることを確認し、この時間帯に酸ヶ湯温泉へ行けるキャンプ場を探していると、
以前の東北旅行のときに行きそびれたモヤヒルズがある。
何だか響きがカッコいいヒルズサンダー
酸ヶ湯温泉まで30分だったので決定。
十和田湖へ
我々週刊失敗キャンプ編集部は
前日の宿泊地である『つがる地球村オートキャンプ場』を後にし
十和田湖方面へ
予定では朝から奥入瀬渓流へ行き
川沿いを歩くつもりだった。
しかし
十和田湖に近づくにつれ、車内の会話で
『せっかくだし十和田湖行ってみる?』
「そだね〜。」
『RIBツアーってジェットボートのツアーがあるけど乗ってみる?」
「そうだね〜。」
『ツアーの値段は・・・え~と、一人6000円!!?』
「はぁっ!?」
『はぁっ!?』
いくらなんでも高すぎる。
が
車内でネット検索してみると、内容はよく分からんけど評判はすこぶる良いみたい。
青森までわざわざ来たってことで
清水ミチコを舞台から突き飛ばす
じゃなくて
清水の舞台から飛び降りるつもりで行くことに決定!!
という事で急遽、車内からRIBツアーを電話予約し、
十和田湖に寄ることに。
十和田湖RIBツアー
大勢のお客さんが列を作っていました。
駐車場に車を停め、ここからボート乗り場まではシャトルバスで送迎
こんなボートでした。
乗る前は、はっきり言ってなめてましたね。ええ。
事前に説明があったんですよ。
水がかかるけど、十和田湖の水はきれいだから
乾けば大丈夫だとか
口に入っても大丈夫だとか
『まあ、多少濡れるのかなぁ?」程度で考えてた自分が甘かった。
出航してすぐに猛スピードでボートが進み
十和田湖の水が顔にかかるかかる。
いや、かかるなんてもんじゃない。
「なにこれ?十和田湖バケツチャレンジ?」
「目が開けられないんですけど・・・。」
ぎゃーぎゃー騒いでたら操縦士が冷たく言いました。
「我慢できなければコース変えますけど。」
「ここを我慢できないと、見どころの所に行けないけどいいですか?」
我々以外にもお客さんはいたけど
そう言われちゃあ、誰も「我慢できない」なんて言わないでしょ?
NOと言えない日本人の心理を突いた誘導です。
結局、しばらく我慢してたら、水がかかるのは最初だけでした。
さっきまでの水しぶきは何だったのか?
操縦士の悪ふざけか?
と疑問は残りましたが、その後は風を切って猛スピードで走るすこぶる快適なボートツアーでした。
神秘的な十和田湖ブルー
二重カルデラ湖で絶壁に囲まれた特別保護区のため
ボートでしか見ることができない絶景
値段が高いだけの事はある。
この旅で一番の興奮
こんな風に、予定外に急遽行くことにした所の方が面白かったりすることがよくあります。
まさに今回もそうでした。
昼食
子ノ口にある『子ノ口湖畔食堂』で昼食
食べたことがあるような、ないような味・・・。
美味しかったです。
こちらも美味しかった。
食レポもクソもない感想ですね。
『食レポ』と『クソ』を繋げて言っちゃうデリカシーのかけらも無い人間です。
奥入瀬渓流
当初はこの日のメインと考えていた奥入瀬渓流
でも、十和田湖の印象が強すぎて、ただの山道に見えてしまった。
滝とか綺麗だったけど。
『これくらいはよくあるよね』
『なんで有名なんだろ?』
確かに気持ちいいけど、虫よけするのを忘れて蚊に刺されるし
山のキャンプ場によく行ってるので新鮮味がない。
早々に切り上げてしまいました。
鳶沼
雑誌で見かけた写真に感動して行くことにした鳶沼。
水面に映る景色を目当てに行ったものの・・・
風が吹いていたため波打ってて、景色が水面に映らない。
でも、沼の端っこに風が吹いていないところがあって
これは綺麗だった。