週刊失敗キャンプ part7 三日連続発行 今度は歴史モノ
キャンプ歴史シリーズ
歴史上の人物のキャンプ名言集
歴史上の人物の名言の中には、後世に誤って伝わったとされるものが数多くあります。
本当は何と言っていたのか?
実は、彼らはキャンプの話をしていたのに、周りが間違って伝えたのだという説があります。
今回は、この説を頑なに一人で唱え続ける自称「アメリカにおけるキャンプ史研究の第一人者」ペグ・ダウン先生に独自の解説してもらいます。
★それでは、歴史上の人物が本当は何と言っていたのかを見てみましょう。
「ブルータスお前もオートキャンプ場ガイド買ったのか」
・友人に「クーポンで元が取れるから損はないよ」と言われて買ったものの、いつも一緒にキャンプに行くブルータスも買ってて結局無駄になってしまった事を嘆いての言葉でした。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねばテント設営会にあらず」
・スポーツオーソリティなどで行われるテント設営会。慣れているスタッフが上手く設営できるのは当たり前。来場者に実際にやってもらわなければ動画を見てるのと同じ。
・買う気があって参加しているんだから、褒められたら買っちゃうかもよ、という連合艦隊司令長官らしい真を突いた言葉ですね。
「 余の辞書に雨撤収の文字は無い 」
・ナポレオンは晴れ男だったのか?
そうではありません。彼は雨撤収が嫌で、雨が降り続ける限りキャンプを続けたと言います。
「隣のサイトは青かった」
・隣の芝生は青いと同じ意味で発した言葉。
遠目でチラッと見る限り、なんだかオシャレだし、使いやすそうなギアが沢山あるように見えたのでしょう。
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一歩が道となる、迷わずゆけよ、ゆけばわかる。ここをキャンプ地とする。」
一休
・アントニオ猪木の言葉と思いきや、実は一休和尚の言葉です。
・「水曜どうでしょう」でも有名になったようです。
「キャンプギアを今一度せんたくいたし申候」
・断捨離ですね。
・竜馬は、海援隊を作り、海外から新しくキャンプギアを買い、古い物を海外へ売る事にしたのです。
「エリステがなければソリステを使えばいいじゃないの。」
マリーアントワネット
・お付きの者が設営している時に、サイトが固くてペグが刺さらない様子を見ていたマリーアントワネットがぼそりと言った言葉です。
・エリステがないって言ってんだから当然ソリステも持ってないんだよ!と怒鳴りたいけど、相手は世間知らずの女王様。
子曰く
「15歳でキャンプを志し、30歳にしてキャンプ道具を買いに行った。
40歳でキャンプへの迷いが消え、50歳でテントの建て方を知った。
60になるとキャンプ場の予約ができるようになり、
70になってやっと、ソロキャンプできるようになった。」
・長い事かかりました。
・「子曰く」とか言ってないで、誰か連れてってあげて欲しかった。
「敵はフリーサイトにあり」
・本能寺で最後を迎える時、織田信長は悟ったのです。ゴールデンウィークに区画サイトの予約が上手く取れたのに、フリーサイトの客が多くて施設がキャパオーバーになる事があると。
・繁忙期は区画サイトしかないキャンプ場を予約しようと心に決めた後、最後を迎えたのです。
「はたらけど はたらけどなほ わが暮らし 楽にならざり じっとおニューのキャンプギアを見る」
・ついついキャンプギアを買ってしまうので、いくら働いても生活は楽になりません。
・啄木は、著書「一握の砂サイト」で、そんなキャンパー達の心情を表現したのです。
「それでも簡単タープは動く」
・風に弱めな簡単タープ。付属のちっこいペグでは、いくら固定しても、風に煽られて動いてしまう。
・簡単タープをグルキャンに持ってきたガリレオ。仲間に「動くから持ってて」と言われ、一人で簡単タープを支え続けたそうです。
「 人民の、人民による、人民のためのキャンプ」
・かつて、一部の上流階級だけのものであったキャンプ。しかし、リンカーンのこの言葉により、その後各メーカーが安価で質の良いギアを発表し続け、キャンプを全ての人民のためのものにしたのです。
・リンカーンが「キャンプブームの父」と言われる所以(ゆえん)はここにあったのです。
◉いかがでしたでしょうか?
えっ?くだらない?メチャクチャ?
ここまで読んでおいてそりゃないでしょう。
実はこういうのお好きなんでしょ?