北欧では「神々の戯れ」と言われている『キャンプ標識』
今回の標識は、みなさん見たことがあるのではないでしょうか?
ではどうぞ
ワンポールテントは巨人に襲われます
◎ピルツ、スピアヘッド、CIRCUS、ナバホTepee、Alfheim、ビッグワンポールなど
大小様々なワンポールテントがありますが、大きさや、色、値段に関わりなく一律襲われます。
目撃者の証言では、巨人の身長は5メートル程で、手に大きなスコップを持っているそうです。
◎巨人は深夜遅くに山の方から現れますが、山のどこからやって来るのか、なぜスコップを持っているのかは分かりません。
夜中に突然、スコップでワンポールテントを突き刺して来るのです。
◎なぜかワンポールテントばかりが狙われ、他の形のテントには目もくれないのです。
自衛隊への派遣要請をしてはいますが、襲われたら間違いなくポールが折られます。
巨人はワンポールテントの唯一のポールを折る事に至上の喜びを感じるらしく、折るだけで満足して帰っていくため、今のところ怪我人などは出ていません。
しかし、唯一のポールを折られたらワンポールテントの行く末は想像の通りです。
◎このワンポール巨人は、飛騨高山地方にのみ生息しているようで、他の地方での目撃情報はありません。
◎飛騨高山と言えば、さるぼぼと合掌造りが有名ですね。
最近では、映画『君の名は』の舞台になり、聖地巡礼で賑わったそうです。
飛騨高山地方では、昔から災いを避けるおまじないとして『わんぽうる、わんぽうる、ものぽうる、つうぽうる、のうぽうる』という言葉が言い伝えられているとかいないとか。
現地では、このおまじないがワンポール巨人と関係があるのではないかと推測されています。
◎飛騨高山の山奥にある一棒寺(いちぼうじ)では、毎年大晦日の夜、折られたポールの供養を行なっています。
巨人に折られたワンポールテントのポールが多数運ばれて来るそうです。
◎最近、ある人気YouTuberが『ワンポールテントで巨人に襲われてみた』という動画を公開しましたが、カメラに映っていたのは、身長の高いハゲたお爺さんにYouTuberが襲われている様子だけだったため、かなり炎上したそうです。
◎今回、一棒寺の住職さんに話を聞くことができました。
住職『私はキャンプをしないので、テントの種類は詳しくありません。』
『ワンポールっていうのが、一つの棒ということで、この一棒寺で供養させてもらっています。』
『Nordiskやピルツ19や23のように、大型幕のポールは太いので、供養も大変です。』
『私はご覧の通り身長も高く、高齢のわりに力もあるので、大型幕のポールを何本も同時に運ぶ事ができますが、こんな太いポールを折るのはなかなか大変なのではないかと思います。』
『私個人の感想ですが、ワンポールテントは浮かれているキャンパーのイメージが強いので、イライラしてポールを折りたくなる気持ちも分からなくはないかな。』
◎巨人がなぜワンポールテントばかり狙うのかは未だに謎ですが、飛騨高山地方へキャンプに行く際には、ワンポールテントは避けた方がよいのかもしれないですね。
◎また、一棒寺の巨人避けの御守りをテントの入り口に掛けておくと、なぜか巨人に襲われないらしいので、購入してからキャンプ場にいくのも良いかもしれません。
御守りは一つ2,500円ですが、ポールを折られることを考えれば安いものですよね。
※追記
最近、一棒寺で住職の交代があり、なぜか現在この御守りは取り扱っていないそうです。
(注意)
この標識を見かけたらワンポールテントの方はご注意ください。
元住職は山から現れます。
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