おふざけキャンプ

キャンプの事で頭がいっぱい

『僕とロボコ』とココでしかできないこと【高木浜ACレポ後編】

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琵琶湖の湖畔にある【高木浜オートキャンプ場】のレポの続きです。

前編はこちら
rakujirou.hatenablog.com


安らぎの時間

辺りが真っ暗になった頃、やっとスケボーの音はしなくなりました。
 

さすがに夜まで騒がれたら…

たまたま持っていた般若心経の写経だけでは気を逸らすのも限界だったことでしょう。


どうやらスケボー少年たち(いい大人だった気もするけど)はお家へ帰ったようです。

それか、私の耳が遠くなったのかのどちらかです。




さて…

ここからがお楽しみの時間。


今回のキャンプの目的は、焚き火をしながらこのマンガを読む事
 


週刊少年ジャンプで連載中の『僕とロボコ』です。


もちろんギャグ漫画です。

古いジャンプ作品のパロディが多く、ジャンプで育った大人の心を『これでもか!』と激しくくすぐる作品です。

ジャンプを読んでない娘でも笑える素晴らしい作品です。アニメ化も決定らしい。




娘と二人、無言で読みふけり


時折声を出して笑い


『ねぇねぇ、どこが面白かったの?』と確認し合い
 

『それ面白いよね〜』と同意し合う



漫画に夢中になってて焚き火の火が消えそうになったら

片手間で適当に薪を突っ込む


(たまに松の葉をぶっ込んで火力をアップ)



聞こえてくるのは

『ザザァー』という琵琶湖の小さな波の音と

『クッククククッ…』という娘の笑い声


最高の時を過ごしました。



会話して笑ってるならまだしも、
無言でジッと固まり、下を向いて『ククククク』と笑ってる二人。

周りの人が見たら『何かヤバイ薬でもやってんじゃないか?』と思った事でしょう。

でも、コレがやりたかったんです。
 


夜遅くまで読みふけりました。



翌朝


子供に向かって

『ここでしかできない事をしよう!』

そう言ったのは、私ではなく、隣のサイトのお父さん
(隣のお子さんがゲームでもしてたのでしょうか。)


(※画像はイメージです。)


それを聞いた私と娘は…

朝からロボコを読んでいた手を止めて顔を見合わせました


(※顔を見合わせる二人)


一瞬、我々が怒られた様な気がしましたが、



『でも、こんな風に早朝からマンガ読むなんてここでしかできないもんね〜。』


『そうだよね〜。朝からね〜。』




かの有名な清少納言枕草子に書き残しています。


春はあけぼの
夏は夜
秋は夕暮れ
冬はつとめて


よそはよそ

うちはうち


目には目を

歯には歯を


埴輪HAO!!

とね。



そう、このブログと同じ様に、キャンプは自由なもの。


ずっと寝てたり、
焚き火そっちのけでマンガ読んでたり、
アマプラ観てたり、

周りに迷惑かけなければ、何をするのも自由。

キャンプをしている間は、誰もが座敷犬の様に自由なんです。


朝ご飯

お腹が空いてきたので、読みかけのマンガを開いて床に置き、朝ご飯を作り始めます。
(いつまで読んでんだ…)


メニューはレシピ本に載っていたじゃがいものガレット


ガレットの意味は分かりませんが、『今朝はガレットにしました。』って言いたくて言いたくて震える。




マンガを読みながら作っていたので火加減が分からず…

じゃがいもがホットサンドメーカーにくっついちゃって見た目は最悪



まあ、
見た目は悪くても



味は…



うん!


ベチャッとしたポテトとウインナーにケチャップをかけた感じ。


カリッとしていないハッシュドポテトとケチャップが、口の中でお互いを求め合うあの感じ。


誰でも想像するのが容易な、まさに『その味』でした。




美味しかったですよ。

だってケチャップ味だもの。



撤収

雨予報で乾燥撤収は諦めていたけど、雨雲レーダーを見たらギリギリ撤収が間に合いそうだったので、急いで撤収しちゃいました。


片付けが終わった頃にポツポツと雨が。

ギリギリでした。


撤収がもう少し遅れていたら、朝からマンガを読んでいた事を悔やむところでした。



楽しかった思い出を胸に帰路につきました。


【最後に】高木浜オートキャンプ場へ行く人へ

今回はスケボーの音が気になって少しだけイラつきましたが、
気にしないでおこうという強い気持ちと、しっかりとした目的(ロボコ)を持っていた事で楽しいキャンプができました。


ただ、私の様に、心がガンジーレベルの人ばかりではないので、以下の注意点を。



・展望台の近くはスケボーの音が聞こえます。


(端っこのサイトだと、真横のこの距離でスケボーは行われます。)

・キャンプ場の人に聞いたところ、展望台の管理は市が行っており、キャンプ場が直接注意する事はできないそうです。
(市にも要望はしているそうですが、難しいとの事。)

・スケボーの音やスケボーで遊んでいる人の声を、『小鳥の囀り』や『波の音』と同じ様に楽しめる人以外は、展望台近くのサイトを選ばない方が良いと思います。

・高木浜オートキャンプ場に行ってもスケボーなんてしていない場合もありますが、喜んでばかりはいられません。

その場合はスケボー少年たちがオリンピックに出るという夢を諦めてしまった可能性もあります。

何とか見つけ出して「夢を諦めるな」と説得するのが大人の責任です。
よろしくお願いします。


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