初めての犬連れキャンプに是非!!【岐阜県 N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO】レポ
犬連れキャンプ応援企画
犬専用キャンプ場レポート
※今回はそんなにふざけていません。真面目に犬連れキャンプデビューを応援しています。
ご安心ください。
・犬を飼っているけど、キャンプに行ってみたい。
・キャンプ場で犬をずっとケージに入れっぱなしでは可哀想。
・キャンプが初めてなのに、犬の相手をしている余裕はない。
・犬を連れてキャンプをするにはどうしたらいいのか分からなくて、怪しいセミナーに参加してしまった。
そんな犬連れキャンプデビューに不安があるそこのあなた!
サイトが柵で囲まれているキャンプ場はいかがですか?
今回、失敗キャンプ編集部が久し振りに訪れたのは、岐阜県ひるがの高原にあるキャンプ場
『N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO』
です。
(長いし、ナンテヨムノカワカリマセン。)
サイトが柵に囲まれているってどういう事?
こういう事です。
簡単に言うと、ドッグランの中でキャンプする様なもの。
この中に車を入れてテントを立てます。
一番小さなサイトでもピルツ19が立ちました。
木にぶつかってますが・・・。
柵で囲まれている為
設営中も
調理している時も
撤収している時も
犬が自由にサイト内を動き回れる。
もちろんノーリード!
この様な犬連れ専用サイトばかりのキャンプ場が、ここ『N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO』です。(ホントなんて読むの?エヌイーダブリュー?)
我が家もキャンプデビュー当時は元気な小型犬が3匹いたため
最初のころは「柵のあるキャンプ場」にしか行きませんでした。
キャンプに慣れてくると、柵がないサイトでも何とかなってきますが、
初めの頃はとにかく何をするにも時間がかかる。
柵のない普通のキャンプ場では
設営中も、調理中も、撤収中も犬はずっとケージの中か、リードで繋いでおかなくてはいけません。
『ちょっと待っててね』がちょっとで済まなくて、設営完了まで1時間もケージの中。
『ちょっと手が離せないから』とまたケージに入れておいて・・・
火起こしをして、バーナーでも調理して、ご飯を食べて、洗い物をしてたら2時間。
気付けば就寝時間・・・。
なんて事になります。
せっかく犬と一緒にキャンプに来たのに、ずっとそんな状態では犬も人間もストレスが溜まってしまいます。
犬にも人間にも優しいキャンプ場が、ここ『N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO』
(だから読めないって)
最近は、この様な柵のある犬連れ専用サイトも増えてきていますが
キャンプ場の一部(2箇所とか)だけという所が多いのに対して、ここは全てのサイトが柵付きという珍しいキャンプ場です。
そりゃあもう、柵だらけです。
〈所在地〉
(高鷲I.Cより15分)
〈料金〉
入場料:大人(中学生以上)800円
サイト代金:5,100円〜13,900円
※サイトにより異なる
(通常は6,000円〜9,000円程)
合計すると、家族で10,000円弱くらいかな?
(かなりお高い!)
薪は1束550円でした。
可燃ゴミの袋を一枚100円で売っています。
〈施設〉
犬専用のじゃぶじゃぶ池
暑い時期は犬を泳がせる事が出来ます。
(犬専用シャワーもあるので安心)
釣り堀
じゃぶじゃぶ池の隣には釣り堀もあるので、お手軽に釣りも楽しめます。
釣り堀もじゃぶじゃぶ池も見た目は同じですね。
管理棟でお金を払い、竿と餌とバケツを受け取ります。(300円)
釣った分だけ後でお金を払います。(1匹250円)
※リリース禁止
釣り堀があるキャンプ場はよくありますが、サイトから離れた場所にあることが多いので犬連れキャンプにはハードルが高いんですが、
ここは、サイトのすぐ横に釣り堀があるので、犬連れでも気軽に釣りができます。
魚を釣ったらすぐにサイトに戻って焼いて食べられます。
一匹連れました。
釣りの最中、犬も一緒にいられます。
遊具
釣り堀の横にある遊具
貧相ですが無いよりはマシです。小さい子供用ですね。
広場
バドミントンをして遊びました。
なお、ここのキャンプ場はホームページが充実していて、各施設だけでなく、全てのサイトの写真を見ることができます。
キャンプ場ホームページへ
オススメポイント
◎犬を連れている事で肩身の狭い思いをしなくていい!
みんな犬連れなので、犬が吠えても嫌な顔する人はいません。
人や犬に吠えてしまっても・・・
『あらあら、どうしたの〜?』
『大丈夫だよ〜。』
と優しく声をかけてもらえます。
もちろん
無駄吠え=躾が出来ていない=飼い主が未熟
の等式が成り立つので、
いつまでも無駄吠えさせていると恥ずかしい思いをします。
◎犬も楽しめる!
ドッグランが好きなワンちゃんなら、ずっと走り回れるのでご機嫌に過ごせます。
そのうち疲れて大人しくしてくれます。
◎犬が入れるじゃぶじゃぶ池がある!
子供用のじゃぶじゃぶ池がある所は多いですが、犬が入れる所は少ないので貴重です。
しかも、料金が別にかかるわけでもなく、入りたい時にザブーンと入れる気軽さ。
多少犬の毛が浮いてたりするけど、大きな池だし、水が循環しているので、他の犬が入ったからといって水が汚れるという感覚はない。
注意点
◎料金が高い
通常のオートサイトに比べてかなり割高です。
設備が高規格というわけではないので、もし柵がなければ一家族で4,000円程度が妥当だと思います。
ドッグラン、じゃぶじゃぶ池とサイトの柵でプラス4,000円以上になる計算です。
普通に考えれば高すぎると思えますが、すべてのサイトが柵付きで、全員が犬連れという点をどう考えるかによると思います。
◎噛み付く犬は目が離せない
隣のサイトとの間に柵はあるものの
この柵は、園芸などで使う『ラティス』なので、格子状の穴に犬の口が入ってしまいます。
そのため、ケンカする犬だと、柵越しに隣の犬に噛み付く恐れがあります。
また、他の犬に吠えてしまうワンちゃんの場合は、サイトを選ばないと両隣のワンちゃんに挟まれる形になり、結局落ち着かないことになってしまいます。
予約時にサイトの場所を選べるので
端のサイトを選ぶようにしましょう。
(片方だけなら車やテントで塞いでしまえば視界に入らない。)
◎お風呂が無い
キャンプ場にお風呂はありません。
(コインシャワーは有ります。)
ただし、車で10分もかからない所に、湯の平温泉という日帰り温泉があります。
料金は
大人600円(中学生以上)
子供300円
※2019年10月1日から改定予定らしいです。
割引券がキャンプ場の受付に置いてあります。
(温泉のホームページからも印刷可)
ここの温泉は、異常な程にヌルヌルしています。
全国各地の温泉に行っていますが、ここはトップクラスのヌルヌルです。
ヌルヌルの温泉が好きな方は一度入ってみて欲しい。
きっとあなたのヌルヌル願望を満たしてくれるはずです。
(ヌルヌル言い過ぎました。)
◎柵からの脱走に注意
柵の壊れたところはちゃんと直してあるので、普通は犬が隙間から抜け出すようなことはありません。
ただし、サイトの入り口をちゃんと閉めておかないと小型犬は抜け出してしまう恐れがあるので注意しましょう。
入り口はこんな感じになっています。
◎車の出し入れが面倒
人の出入りは簡単ですが、車の出し入れをするには、当然柵をどかさなければいけないので、結構面倒です。
少なくとも
チェックインの時、温泉に行く時、温泉から帰ってきた時、チェックアウトの時の計4回は柵を開けて閉める作業が必要になります。
その他の柵付きキャンプ場(行ったことがある所のみ)
特徴と感想
N.A.O.明野高原キャンプ場
ここの『わんこパラダイス』と『N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO』はほぼ同じ作りです。
姉妹キャンプ場です。
キャンプ場全体を見ればN.A.Oの方が施設が大きくて立派です。
子供用のじゃぶんこ池が複数あったり、馬に乗れたりするので、子供連れにはこちらの方が魅力的に見えます。
犬だけならN.E.W一択。
子供もいるならN.A.Oもあり。
アウトドアベース犬山
愛知県犬山市
◎サイトの出入口がネットだし、隣のサイトとの間に犬が掘った穴があったりするため、目を離すと犬が脱走していることが多かった。
気付くと隣のサイトにうちの犬がいて、オヤツを貰っていた・・・。なんて思い出があります。
全体的に手作り感溢れるキャンプ場です。
値段はこちらもお高めです。
エンゼルフォレスト那須白河
(旧羽鳥湖高原レジーナの森)
キャンプ|エンゼルフォレスト那須白河【公式】|ペットと泊まれる宿
いわゆる高規格キャンプ場。
一部が柵付きサイトになっています。
設備は完璧。料金は高いが温泉もプールも付いている。
なんと言っても犬の一時預かりがあるのがポイントです。
川遊びもでき、レンタサイクルやカヌーもあり、一泊では遊びきれないかも。
初心者が多いので、初めてのキャンプにはいいですが、慣れてくると周りのマナー違反が目に付くかも・・・。
はるの川音の郷
【静岡県浜松市】ドッグランのあるオートキャンプ場 - はるの川音の郷
一部が柵付きサイト。
柵はシッカリしている。
平地のキャンプ場。
柵からの卒業
キャンプに慣れてきたら、柵がなくても犬連れキャンプに抵抗がなくなると思います。
設営・撤収・調理に時間がかからなくなれば、ケージとリードだけでも十分キャンプにいけます。
もし心配なら、簡易式の折り畳みサークルを持っていくと、少しは自由に動ける場所になるので犬にとっても良いかもしれません。
広げると結構な広さのサークルになるし、コンパクトに収納できるので便利です。
似たような物が色々あります。
サイズは大きめがおススメです。
※関係ないですが、はてなブログだと、こんな風に楽天の商品を簡単に張り付けできるんですね。アフィリエイト関係なくてもできるのを知りませんでした。
犬連れキャンプのススメ
犬を連れてキャンプに行くのは大変です。
初めは落ち着かなくて、ただただ大変な思いをするかもしれません。
せっかく買った椅子を持って行っても、座る暇がないでしょう。
(実際、私は一時期「椅子なんて持って行ってもどうせ座れないからいらない!」とまで考えていました。)
でも、慣れれば何とかなります。
犬も慣れます。
そのうち、犬もキャンプ(お出かけ)を楽しんでいるように感じられるようになると思います。
犬がいるから・・・とキャンプを諦めないで欲しい!
大変だけど楽しいからやってみて欲しい。
失敗キャンプばかりの私ですが
最大で『犬3匹、猫1匹、小学生、幼児』を連れてキャンプに行っていました。
(もちろん柵なしで)
北海道や東北へ1週間程度のキャンプにも行けるようになりました。
まずは始めてみませんか?
お電話ください。
オーわんわん しよー さくつき
011ー44ー3929
嘘ですよ。かけないでくださいね。
以上、犬連れキャンプデビュー応援企画、兼キャンプ場レポートでした。
【今週の『ちょこっとテントくん』は作者取材中のため休載します。】
※そんなもの一度も書いたことはないですが、休載には違いない。
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