週刊失敗キャンプ part4
週刊失敗キャンプ part4
インタビュー
失敗キャンプ愛好家の皆さま。こんにちは。
猫です。
今日は、先日の『失敗キャンパー診断』で10個全ての項目に当てはまってしまったベテラン失敗キャンパーである『Mさん』への、猫によるインタビューの様子をお届けします。
※『失敗キャンパー診断』がまだの方はこちらへ
(読者の皆さまへ)
ウチの猫は、元野良なので、気が強く、愛想良くする事もできません。
猫『Mさん、こんにちは。本日はよろしくお願いします。』
Mさん『よろしくどうぞ。』
猫『どうぞ?』
『そこは"よろしくお願いします。"でいいんじゃないですか?なぜ"どうぞ"ってカッコつけるんです?そういう所が失敗する原因なんじゃないですか?』
Mさん『いや、別に・・・。』
猫『別にって、何ですか?』
『こっちは聞いているんですけど。別に何なんですか?』
Mさん『あぁ・・・。』
『べ、別にというか、そ、そんなに意識したことないです。』
『すいません。訂正します。よろしくお願いします。』
猫『いえ、謝らなくていいです。怒っているわけではないですから。』
『では、早速ですが、失敗キャンプ診断の全ての項目に当てはまってしまうMさんにとって、今までで一番のキャンプでの失敗は何でしょう?』
Mさん『一番の失敗かぁ〜。』
『そうだなぁ。一番かどうかは分からないですけど、旅行のスケジューリングを失敗して、完全に日没後の真っ暗な中で設営したっていう失敗はありますね。』
『真冬だったんですけど、真っ暗だし、寒いし、強風だったし、ご飯もまだだったので、泣きそうでした。』
猫『そうですか。でも、泣きたかったのは家族でしょうね。』
『他には?』
Mさん『他には・・・。ええっと・・・。すぐには思い出せないなぁ。』
猫『Mさん。今日インタビューするって分かってましたよね?「失敗キャンプ」のインタビューで、今までの失敗を聞かれるのは当然なのに、どうして準備してないんですか?』
『そんな事だから失敗するんです。』
『どうせ、準備不足での失敗もあるんでしょ?』
Mさん『ええ。そうですね。準備不足の失敗もあります。』
『例えば、以前、夏休みに北海道へ長期キャンプに行ったんですけど、いくら北海道でも真夏なら寒くないだろうって、舐めてたんです。』
『そしたら、最高気温が18度くらいしかなくて、夜寒くて寝られなかったんですよ。』
『ホントびっくりしましたよ。次の日にUNIQLOでダウン買いました。北海道って、真夏でもダウン売ってるんですよ。これにもびっくりしました。』
猫『Mさん。びっくりした話を聞いてるんじゃないです。準備不足で失敗した経験を聞いたんです。』
『どうやらMさんは、準備不足、下調べ不足という自分の失敗を、びっくりした話にする事で責任を逃れたり、反省をする機会をなくしていると考えられます。』
『うん。Mさんの事がだんだん分かってきましたよ。』
『インタビューを続けます。』
『では。よくやってしまう失敗なんてありますか?』
Mさん『そうですね。忘れ物はします。』
猫『断言するんですね。』
Mさん『しなかった事は無いと思います。』
『大きいものから些細なものまで、色々忘れます。詳しくは覚えてないですけど。・・・』
猫『忘れた事も忘れるんですね・・・。』
『では、例えば、大きい物と言うと、テントとか?』
Mさん『テントなんて忘れるわけないじゃないですかぁ〜。やだなぁ〜。いくら僕でも流石にテントは持っていきますよ。』
『でも、タープは忘れたかな。あと、キャノピー用のポールとか。』
猫『タープを忘れたのもなかなかですよ。』
『では、一番困った忘れ物は何ですか?』
Mさん『あれ?また一番を聞きますか。猫さんは一番にこだわりますね〜』
『まるで蓮舫さんみたいですね。』
猫『それ逆ですよ。蓮舫さんは、「一番じゃなきゃダメですか?」って言った方なので、こだわってたのは相手です。』
『Mさんは、会話も不正確で適当ですね。』
『そんな事だから、どうせサイトのレイアウトも考えずに適当なんでしょうね。』
Mさん『まあ、否定はできないですね。』
『ある程度は考えてるんですけどね〜。電源サイトで電源との距離を考えずにテントを立てて、コードが届かなかったって事は一度や二度ではないです。』
『電源の位置って分かりづらい事が多いんですよね。分かりづらいならチェックインの時に言って欲しいですよ。ホント。』
猫『それ、自分の失敗をキャンプ場や管理人さんのせいにしてますよね。』
『そんな風に、失敗を人のせいにする所もMさんの特徴でしょうね。』
Mさん『ハハッ。厳しいな。』
猫『今回は短いインタビューの中で、なぜMさんがベテラン失敗キャンパーなのかがよく分かりました。』
Mさん『えっ?!もう終わりですか?』
猫『Mさんが失敗談を準備していないし、これ以上は無駄ですからね。』
Mさん『まあ、良いですけど。でも、僕が失敗する理由が分かったのなら教えてくださいよ。』
猫『嫌です。私が失敗する理由を言っても、どうせ忘れるし、否定して人のせいにするし、適当にしか受け止めずに反省しないから、言うだけ無駄です。』
Mさん『そんな事言わずに教えてくださいよ〜。』
猫『だから実質的に今言っただろ!!』
『シャー!!!』
おわり
※Mさんは架空の人物ですが、あなたの中にもMさんはいるかもしれません・・・。
◎ランキングに参加しています。あなたがポチッと投票してくれると、やる気!元気!森脇!が出ます。
ダラダラと音を立てて・・・。